思春期子育ての悩み。学校からの連絡が多い件-解決編

デジタル・お金・社会性

こんにちは!

世のママンたち、悩んでいますかー?わたしは相変わらず悩んだり困ったり、諦めたり諦めなかったりしてまーす♡

相変わらず学校からの連絡はなくなりません。でも連絡の数は減りました!以前が多すぎたのかもしれませんが…。

これからご紹介する方法を試しつつ、子供にも自律をうながしたり(子供の自律は先の長い話ですが)。これについては諦めっぱなしではありません。なぜなら、本当に困るから。仕事中の連絡はリアルに仕事にさしさわるし心臓にも悪い。

少しでもママンたちの心と身体を守るべく、どのような解決方法があるのかお伝えしたいと思います。

***

前回の記事では、

お悩み:学校からの連絡が多すぎ(と感じている親がたくさんいること)

どうして連絡が多いのか↓

その理由:子どもや親への配慮から生まれた学校のルールによる過剰な気遣いだった

と言うことをご紹介しました。

ムムム…行き過ぎる配慮が原因とは、なんともやりきれませんね…。

今回は戸惑うママンたちのモヤモヤを少しでも楽にするべく「どうすれば学校生活が親子ともにスムーズにいくか」その方法を調べて、現実的な解決策をまとめてみました。

思春期の子供の対応と学校との連携方法

先生は罰則を使えないことで指導の難しさを感じ、保護者は細かい報告の多さに負担を感じる…という状況が続いています。

学校側としては、「問題が大きくなる前に対応したい」という意図があるのですが、保護者との価値観のズレがストレスになっている場合も多いですね。

どうすればこのような価値観のズレを少なくすることができるのでしょうか?

ここで、『学校と保護者が「報告の基準」「指導の方針」「連携の仕方」をすり合わせることが重要』という考えを軸に、改善策を提案します!

① 事前に学校と家庭で「報告の基準」を共有する

 ストレスを感じる理由 / 問題行動の対応の判断基準がズレている

  • 学校側:「後からクレームや大きな問題にならないように…」と報告をこまめにしている。
  • 保護者側:「こんなことでいちいち連絡しないで…」と感じる。

細やかな気配りはありがたいのですが、何事も行き過ぎは迷惑になることも!そしてお互いのものさしが違うとイライラ・モヤモヤすること、ありますよね。

みんなの味方<br>ママン
みんなの味方
ママン

  学校だけじゃなく家庭や職場でもこの不快感はあります! 

他人事坊ちゃん
他人事坊ちゃん

 まったくだよ!

あきれ顔の<br>ママン
あきれ顔の
ママン

  お前が言うのかい! 

 対応策「報告が必要なケース」と「学校内で解決するケース」を明確にする

例えば、学校からの連絡を以下のように整理して、こちらの希望を知ってもらうのはどうでしょう?

連絡の頻度内容
必ず連絡いじめ、ケガ、暴力行為、警察や児童相談所が関与する事案電話または面談
できるだけ連絡トラブルが続いている、生活習慣の乱れが著しいメールや連絡帳
原則、学校内で対応忘れ物、ちょっとしたケンカ、授業態度の軽い注意連絡しない or 学期末の面談で共有

こちらは一例です。それぞれの子供や家庭、学校によって基準は変わると思います。

保護者会や学校便りなどで、こういった方針を共有してもらうと、先生も保護者も無駄なストレスを減らせるのではないでしょうか。

② 「学校でできること」と「家庭でできること」を切り分ける

ストレスを感じる理由 /  責任の所在がズレている

  • 先生:「家庭でのしつけの範囲では?」と思うことにも対応しなければならない。
  • 保護者:「家庭でも大変なのに、学校のことでも細かい指導を求められるのはキツい。」

そもそも、「こんなことまで言わないと分からないのか…」という子供がいるという話はときどき耳にします。そしてそれは親に対しても感じることがあるようです。

恐れるママン
恐れるママン

 子どもの行動を見て、先生は「親の顔が見たい」とでも思ってるのかな(汗) 

 

坊ちゃん<br>(おさるVer.)
坊ちゃん
(おさるVer.)

 サルの親はサル!

納得ママン
納得ママン

 そりゃそうだ!!

対応策:「学校で指導すべきこと」と「家庭での対応が必要なこと」を明確にする

問題行動の原因はなんなのか、ということを軸に「誰が」「どのように」対応するかを整理してみました。

項目学校での対応家庭での対応
授業態度先生が指導し、改善策を考える家庭では注意せず、見守る
友人関係のトラブル基本は学校で解決必要なら親がアドバイス
生活習慣(遅刻・忘れ物)軽度なら学校で指導ルール作りや習慣づけ

この例はあくまでも学校内で起こったことに関してです。

例えば授業態度を家庭で注意しようとしても、親が実際目にしていないことなのでリアルさが足りない。先生から指摘されたというモヤモヤ感をぶつけるだけでは、子供も「知らないくせに」「見てないくせに」と、素直に聞く気にはならないでしょう。

耳なし坊ちゃん
耳なし坊ちゃん

 そもそも聞く気にならねぇ。 

毎日毎日子供を叱っていれば、子供は慣れてくるというもの。注意や指導も同じです。「これは親が注意するべき!」というピンポイントの項目に絞り、子供に「内容を確認し、話をする」というメリハリをつけた対応をするのがミソ。

イライラした感情をぶつけるだけのコミュニケーションはかえって悪い方向に向かうこと間違いなしです。

そのために先生と保護者が「お互いがどこまで対応するのか?」の共通認識を持つ。それこそがお互いの負担を減らせる第一歩になるはずです。

③ 「連絡の手段」を工夫する

 ストレスを感じる理由 / 緊急度の認識と連絡手段のチョイスのズレ

  • 先生:「とにかく保護者に伝えないと」と、緊急連絡先に記載してあるから電話を選択。
  • 保護者:「仕事中に電話がかかってきたから緊急かと思えば、遅刻か…!」

確かにたかが遅刻とはいえ、事故や事件に巻き込まれているかもしれないので、侮ってはいけない。先生も真剣に心配してくれているのかも。

が、もう少し時間を見て電話してほしい…。まだ授業は始まってないよね??って、これはウチだけの感覚でしょうか…。

恥じらいの<br>ママン
恥じらいの
ママン

 我が家の坊ちゃん、遅刻は通常運転です 

サル
サル

 今日は遅刻しなかったよ!俺、エラい! 

戸惑うママン
戸惑うママン

 こっちの基準がおかしいのかと思ってしまう… 

 対応策: 連絡手段を状況に応じて使い分ける

  • 急ぎの連絡 → 電話(例:ケガ・トラブル)
  • 状況の共有 → メール・LINE・連絡帳(例:態度の変化、生活習慣)
  • じっくり相談が必要 → 面談(例:いじめ、学習の遅れ)

緊急ではない連絡は電話を避ける」としてもらうだけでも、保護者のストレスは大きく減ります。

先生と保護者がメールやLINEで連絡を取ることを禁止している学校もあるので、すべての方に当てはまる方法ではありませんが、このように連絡の内容と方法を整理し先生や学校と共有しておけばお互いのストレスが減るのではないでしょうか。

思春期の問題行動に対する学校のルールを共有

そしてここが大切だと思うのですが、「学校の指導ルールを共有してもらう」です。

「ウチばっかり連絡多い…?」「こんなことまで??」という不安はルールという情報を知らないことによって生まれます

わからないって不安ですよね?情報を知っていれば納得できることも多いはずです。

悟りのママン
悟りのママン

 我が家の場合は「諦めがつく」って感じかな(涙) 

まとめ

今回は学校からの連絡にストレスをかかえるママンのお悩みを共有し少しでも改善する方法を提案してみました!

  • 報告の基準を明確にし、「本当に必要な連絡」に絞る
  • 「学校で対応すべきこと」と「家庭で対応すべきこと」を整理する
  • 電話連絡を減らし、メールや連絡帳を活用する
  • 学校の指導方針を聞き、不公平感をなくす

学校の状況によりこちらの希望を受け入れてもらうことは難しいかもしれません。また、いろいろな家庭の状況や考え方があるので、今回の提案が「正解」ということでもありません。

ただ、こちらの状況を理解してもらうために希望を伝えることは大切だと思います。そしてもう一つ大切なことは一方的な希望だけではなく、子供の問題行動を改善する意思があることも伝えなければいけないということです。

お互いの考え方と状況を知る」という意識を持つことが、ストレスを減らすカギになります。

『子供の人権』に気遣うあまり、ママンたちや先生たちが追い詰められ疲れてしまうのは悲しいことです。ママンたちの心が折れてしまうと、子供たちは家でリラックスできるでしょうか?

成長まっさかりの思春期の子供たちにとって、何がいちばん大切なのか。学校とママンたちが協力して一緒に考えていってほしいなと思います。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

これからも少しでもママンたちの心が安らかになるような記事をアップしていきたいと思います!

コメント

タイトルとURLをコピーしました